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あれから4年


熊本地震1回目の震度7が起こった日から4年が経ちました。

2016年の益城町体育館
2016年の益城町体育館

例年であれば、避難所生活をしていた日々を思い出しまた1年頑張ろうと思い直す日だったのですが、2020年はそれどころではありません。 いま世界で巻き起こっているコロナウィルスの流行は、熊本地震の時とは違った恐怖感があります。


避難所生活をしていた時は、

  • 食料は確保できるのか?

  • いつ自宅に戻れるのか?

  • もう震度7の揺れはないのか?

という恐怖感はあったものの、余震は徐々に減っていくのが体感できていたし、国内だけでの出来事、もっと言うと県内だけの出来事だったので、県外の方々からたくさんの支援をいただくことが出来ました。


しかし、今回は地球規模で起こっている事態な上に収束の目処すら立っていない。

ここが一番大きな違い。

ライフラインは生きてるし、外出は自粛要請が出ているものの避難所ではなく自宅で過ごすこともできる。今のところ食料も確保出来るし、何ならテイクアウトの選択肢は普段と比べて何倍も増えてる。


でも、収束の目処は立っていない。何ヶ月、何年経っても、コロナウィルスで亡くなる人の数は減らないかもしれない。(自分的には1年程度で収束してくれるという希望的観測)

この先が見えない状況というのが恐怖を煽っているわけです。


先行き不安でストレスを抱えている自営業者さんも多いみたいで、SNSで政府に対して文句言ってる人も見受けられます。

気持ちは分かりますが、「その投稿大丈夫ですか?」と問いたいですね。

これは実際にFacebookのタイムラインに流れてきた投稿のお話ですが、県外のオシャレな雑貨屋さんを営んでいらっしゃる女性の方が「マスク2枚とかマジで政府はクソだ」みたいな内容の投稿してました。


これを読んで同調するお客様も当然いらっしゃるでしょうけど、僕だったら今までと見る目変わっちゃいます。「あー、あのお店そいう感じなんだー」ってね。

せっかくオシャレな雑貨を取り扱ってお店の雰囲気作りとかも気を使ってやってきてただろうに、勿体ないですよね。


まあ、人の振り見て我が振り直せということで自分はこのピンチをチャンスと捉えて、前向きに進んでいきます。

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